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静かにずっと、見ていたい。
Akiko Kubo
お盆休みの最終日。
ルーシー・リー展がみたくて、千葉美術館へ行ってきました。
千葉美術館って、今の私の家からだと、片道2時間くらいかかります。
行ったことないし、ちょっと遠いなー。
という思いはありましたが、ルーシー・リーのうつわがみたい!という気持ちのほうが勝ちました。
なんともいえない、繊細な釉薬の美しさが儚げで、とっても好きなんです。静かにずっと見ていたい。
かなりお年を召しても、制作を続けていらっしゃったのは、先日見たフィンランドの女性画家、ヘレン・シャルフベックと通じるところがありました。
静かな情熱の炎を、ずっと心に持ち続けていたのだと思います。
きっと私は、そういう人たちに心惹かれるのだろうな。
映像も上映していたけど、たしか数年前に、国立新美術館の展覧会で見たのと、同じかな?小柄なルーシーさんが、深い電気焼き釜から作品を出す様子、危なっかしくて愛らしい。
見に行ってよかった。
http://lucie-rie.exhn.jp