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米大統領選:ピート・ブーティジェッジ氏のサイトにテンションあがった
Akiko Kubo
2020年の大統領選に出馬表明した、民主党のPete Buttigieg氏。キャンペーンサイトがなんだか素敵!という感激を記録しておきたいと思います。
このかたを知ったのは、つい先日のこと。ニュースサイトのサムネイル画像を見て「なんだこの清潔な感じ!政治家?」と興味がわいて、検索検索。
ハーバード卒で、アフガニスタンに従軍して、7ヶ国語喋れてLGBTを公表している37歳の現役市長
ってすごいですよね。仮に大統領になって、仮に再選した8年後だって、まだ40代半ば…うわーお若いっ。
さらにButtigiegという名前の珍しさから、どういう発音なのかYouTubeを見始めたのですが、なんだか物腰が穏やかなかたで。立候補と聞くと、アグレッシブな空気あるかなぁと想像してたので、意外…さらに興味がわきました。
それでサイトを見たら、ロゴもフォントもカラーリングも、なんだかおしゃれ!
ちょっとレトロな雰囲気が今っぽい。
やっぱり信頼感のあるブルー系は使うにしても、さわやかな水色寄りではなくネイビーブルーで、落ち着いた黄色との組み合わせが素敵ですよね。
ロゴとか、こういう料飲メーカーが既存でありそう。親しみやすい感じがします。
さらにすごいと思ったのが、Design toolkit というページがあって、カラーリングやフォントの方針などが明確に載っていました。こういうの、めずらしいですよね…?他の民主党候補者5名のサイトも見たけと、こういうページは見当たらなかった気がします。
さらに、各州の州名が入りのデザインがあって、これがかわいい!州ごとにデザインがさまざまで、見ていて楽しい。とても勉強になります。作り手がクレジットされてるのもよいですよね。
各種サイズをsvg,jpg,pngでダウンロードできて、支援者が使えるわけですね。素晴らしいブランディング計画。インスタ映えしそうです。
最終的には、デザインがよくても投票の決め手にはならないでしょうけど(そもそも投票できないけど)、他の候補者にはまだ無さそうな施策があって、素晴らしいと思ったし、すごく興味をひかれました。
過去の候補者のサイトも、もちろんクオリティが高くて、デザイン面でも話題になったと思うし、特にオバマ大統領のとか印象的でした。前回のヒラリー・クリントン氏のサイトも、綺麗でスタンダードな、安定した印象だったと覚えています。
Buttigieg氏のサイトは、こういう今っぽいフレッシュさが、政治家の大統領選の表現に取り入れられているのがとても新鮮に思えました。かといって未熟な印象ではないのも、よい塩梅だなと。これからも追い続けて行こうっと。
ところで、Buttigiegって苗字の珍しさから、こんなマグも作っているんですね。マグ好きなので、ちょっと欲しいかも…!